生産本部長メッセージ

確かな品質と技術で、
未来の価値創造に挑み続ける

私たち小松マテーレ株式会社は1943年の創業以来、染色加工技術を核とした独自の素材開発を進め、衣料ファブリックから産業資材、そして炭素繊維複合材などの先端材料まで、事業領域を大きく広げてまいりました。
私たちが常に大切にしているのは、「人が持つ豊かな感性」と「先端テクノロジー」を融合し、単なる機能性の追求にとどまらない、心地よさ・安心・美しさといった人々の感動を創造する技術開発です。素材を通じて社会価値を創出するという姿勢は当社の技術基盤として脈々と受け継がれています。
一方で近年、世界は未曾有のスピードで変化し、社会課題の複雑性が増加する中で、環境負荷低減や資源循環、感染対策や健康価値の向上など、素材メーカーに求められる役割はますます高度化しています。「柔軟な発想」と「確かな技術基盤」の両輪で社会がまだ気づいていない潜在的ニーズを先取りし、価値として具現化することが私たちの使命だと考えています。

私たちは長年培ってきた染色加工技術と素材開発力を基盤に、設計段階から量産・出荷に至るまで一貫した品質管理体制を徹底しています。厳格な評価・検証プロセスを通じて、高い性能と安定性を確保するとともに、安全性や環境への配慮についても妥協のないものづくりを追求しています。
確かな品質と、価値ある素材を安定してお届けすることこそが信頼の礎であるという考えに基づいて、品質保証、環境・エネルギー対策、安全防災を一括して管理するQES室を設置し、お取引先さまとの専門的な取り組みや考えについて主体的にコミュニケーションできる専門チームを組織しています。
具体的な事例として、GRS (Global Recycled Standard)を国内の染色企業としては初めて、主管拠点で取得しています。海外アパレルを中心に、リサイクル材料の使用だけでなく社会的責任や環境保護、化学物質の管理も含め、高度に多様化する基準に対応できる体制を整えています。

小松マテーレはこれからも素材を通じて感性、環境、技術の融合、そして人と社会の調和を追求し、未来の価値創造に向けた挑戦を続けてまいります。

代表取締役専務 生産本部長

米谷 俊泰