軽くて、
強く、
腐食しない

熱可塑性炭素繊維複合材料

カボコーマ

© Kawasumi・Kobayashi Kenji Photograph Office

今後の日本社会は、少子高齢化による人手不足や、
インフラの老朽化による維持管理費・更新費の増大が予想されております。
当社はそのような社会に対応する新たな材料として、
「軽くて、強く、腐食しない」といった特徴を持つ炭素繊維複合材料の活用を目指し、
開発・実用化に取り組んでいます。

CABKOMAとは

CABKOMAは、当社で開発した熱可塑性炭素繊維複合材料(CFRTP)です。
マトリックス樹脂として熱可塑性樹脂を用いているため、一度硬化させた後でも、熱をかけ再度変形させることが可能です。

特徴

  • 01

    軽量(比重は鉄の1/5)

    軽量
    (比重は鉄の1/5)

  • 02

    引張に強い

    引張に強い

  • 03

    錆びない

    錆びない

  • 04

    硬化後も熱変形可能

    硬化後も
    熱変形可能

  • 05

    耐久性に優れる

    耐久性に
    優れる

  • 06

    温度による寸法変化が少ない

    温度による
    寸法変化が
    少ない

CABKOMA

ストランドロッド

CABKOMAストランドロッドの特徴

「CABKOMAストランドロッド」は炭素繊維を芯に使用し、外層を無機繊維でカバーリングしたものを、熱可塑性樹脂に含浸させた炭素繊維複合材料です。

機械的強度の比較

ロール

「CABKOMAストランドロッド」を巻き取ったロールは、約160mで14kgと軽量で、手で持ち運びができる。
同等の強度を持つメタルワイヤなら約5倍の重量になる。

NH2437

左写真のストランドロッドと鉄筋はほぼ同強度。

CABKOMAストランドロッドの特徴

物性

CABKOMA ストランドロッドの機械的強度特性

2019年9月改訂

品番・呼称 実際径
(mm)
有効断面積※1
(㎟)
単位重量
(g/m)
破断力
(kN)
引張弾性率
(kN/㎟)
NH2417 NH2417 7.0 11.6 53 35≦ 160
NH2427 NH2427 8.2 18.3 68 55≦ 160
NH2437 NH2437 9.3 27.5 88 80≦ 160
D22異形鉄筋 D19異形鉄筋 19.1 287 2250 141≦ 205
PC鋼線 PC鋼線 9.3 51.61 405 88.8 185

※1 有効断面積:主に力を負担する炭素繊維と複合材料用樹脂の総断面積(実際の断面積とは異なる場合があります)

小松マテーレ ファブリック・ラボラトリー [ fa-bo (ファーボ) ]

世界的建築家隈研吾氏設計、炭素繊維素材を用いた世界初の耐震補強構造
~繊維会社が提案する新建材によるファブリック・ラボラトリー「fa-bo(ファーボ)」~

耐震補強材に熱可塑性炭素繊維複合材料「カボコーマ・ストランドロッド」を、世界で初めて耐震補強に用い、小松マテーレ旧本社棟を改築。エコ建材である超微多孔スポンジ状セラミックス基盤「グリーンビズ」をはじめ、建材としてのテキスタイルを合わせて提案し、ファブリック・ラボラトリー「fa-bo(ファーボ)」として生まれ変わりました。

小松マテーレ
ファブリック・ラボラトリー
[ fa-bo (ファーボ) ]紹介ページ

施工事例

小松マテーレ株式会社ファブリック・ラボラトリー『fa-bo』(石川県、2015年11月施工)

小松マテーレ株式会社ファブリック・ラボラトリー『fa-bo』(石川県、2015年11月施工)

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小松マテーレ株式会社ファブリック・ラボラトリー『fa-bo』(石川県、2015年11月施工)

善光寺経蔵・保存修理事業(長野県、2016年12月施工)

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熱海アカオハーブ&ローズガーデン『COEDA HOUSE』(静岡県、2017年9月施工)

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富岡倉庫3号倉庫(群馬県、2018年12月施工)

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フレスポ東日暮里(東京都、2019年5月施工)

富岡製糸場 西置繭所(群馬県富岡市/2019年3月)-画像提供:富岡市

富岡製糸場 西置繭所(群馬県富岡市/2019年3月)-画像提供:富岡市

三菱ケミカル 富山事業所 楽友会館(富山県、2019年11月施工)

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富士屋ホテル花御殿(神奈川県、2020年7月竣工)

富士屋ホテル花御殿(神奈川県、2020年7月竣工)

群馬県立世界遺産センター〈旧富岡1号倉庫〉 (群馬県富岡市/2020年7月)-画像提供:富岡市

群馬県立世界遺産センター〈旧富岡1号倉庫〉 (群馬県富岡市/2020年7月)-画像提供:富岡市

原宿某ビル ギャラリー(東京都渋谷区/2019年11月)

CABKOMA

シート

CABKOMAシートの特徴

「CABKOMAシート」は炭素繊維に熱可塑性樹脂を含浸させた炭素繊維複合材料です。
CABKOMAストランドロッドの特徴

物性

CABKOMA シートの機械的強度特性

プリプレグ 樹脂 Vf
(%)
プリプレグ目付
(g/㎡)
厚み
(mm)
3K Plain 熱可塑性
エポキシ樹脂
45 360 0.4
6K Plain 53 458 0.5
12K Twill 60 925 1.1
成形品(参考値) 樹脂 厚み
(mm)
目付
(g/㎡)
Vf
(%)
引張強度
(MPa)
引張弾性率
(GPa)
曲げ強度
(MPa)
曲げ弾性率
(GPa)
3K Plain 1ply 熱可塑性
エポキシ樹脂
0.23 360 45 500 50 700 50
3K Plain 6ply 1.38 2,160 45 500 50 700 50
6K Plain 1ply 0.32 458 53 750 50 700 50
6K Plain 7ply 2.24 3,206 53 750 50 700 50
12K Twill 1ply 0.57 925 60 750 50 700 50
12K Twill 3ply 1.71 2,775 60 750 50 700 50

※上記データは代表値であり、保証値ではありません。
※成形品は、成形条件によって物性が変動します。

YCK工法

「YCK工法」は、当社とヨシモトポール株式会社が共同開発した、信号柱や標識柱などの補修・補強工法です。CABKOMAシートをロール化した「CABKOMA Pシート」を、腐食等で劣化している箇所に巻き付け、接着します。
CABKOMA Pシートは、鉄の約10倍もの比強度を誇り、腐蝕の進行を阻止する働きから約10年間ポールの寿命を延ばす効果があります。
熱可塑性を生かし、幅広い鋼管径に対応できるのも大きな特徴です。
作業工程も、接着剤を塗布したポールにCABKOMAシートを貼りつけるだけとシンプルなので、スピーディーかつ施工コストを抑えることができます。

NETIS 国土交通省 新技術情報提供システム 登録番号:KT-170077-A
石川県建設新技術認定証 第18号 2017. 5

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